私たちは、過去と現在、既知と未知、伝統と革新、技術とデザインが交差する場所にこそ、新しい価値が生まれると考えています。
長い時間の中で形作られてきたもの、試作の過程で生まれ役割を終えた素材、偶然に立ち現れた色や造形など。それらは決して不要な存在ではなく、新たな視点と技術に出会うことで再び意味を持ちはじめます。
IROTSUGIは、既存のフォルムや文化的背景を読み解きながら異なる文脈を与え、価値を再構築する試みです。素材・技術・時間・デザインを重ね合わせることで、見過ごされてきたものを新たな存在へと昇華させます。
私たちが重視するのは「作る」こと以上に「見つける」こと。役目を終えたように見える素材に第二の生命を与え、ものづくりの記憶を未来へとつないでいきます。
これは単なるアップサイクルではありません。歴史をつなぎ、可能性をひらき、価値を編み直すことで、次の時代へ想いを手渡す。
ものづくりを「発見の旅」へと変化させることではじまる、クリエイションの可能性を追求したいと考えています。
技術を見つめ直し、新たな試みに適用する

既製品にはない色彩を創り出す技術。設定されたターゲットとなる色に繊細な技術で近づけることで、色彩の再現性を高め製品開発を支えています。

耐久性と美しさを兼ね備えたプロフェッショナルな塗装仕上げによって、製品レベルの品質や、プロトタイプの長期的な保存を実現しビジネスに貢献しています。

質感や光の反射をコントロールし、素材の表情を引き出す技術。さまざまな表面加工を再現したり、新たな表面加工を探索支援するための技術を持っています。
まだ世の中にないアイデアや表現を、社会実装できる価値あるモノへ昇華させる。
「工業試作の美学」と「技術」がここにあります。
IROTSUGI が提供するプロダクトは弊社がこれまで培った知見と技術を活かしたものづくりをしています。
見過ごされてきた素材に、新たな生命を吹き込む。

金属・樹脂ブロックの端材、アクリル、注型樹脂の残液など、試作の過程で役割を終えた素材たち。それらは廃材ではなく、新たな造形の可能性を秘めた資材です。

切削加工で生まれる金属の切子や、加工過程で生じる粉末。これまでは廃棄されてきた微細な粒が、アイデアと出会うことで独自のテクスチャを生み出します。

塗料や加工部品の残材、さらには破損したエンドミルなどの工具など、ものづくりの現場を支えた「記憶」を持つ素材に、新たな第二の役割を宿らせます。